はごろもフーズの「シーチキンLフレーク」にゴキブリの死骸が混入していることが発覚しました。しかし、はごろもフーズは「同様の申し出がなく他の商品への混入はない」という理由で、事実の公表を行なわず、自主回収などの対応をとらないと表明してしまいました。缶詰は長期保存が前提であり、缶詰を開けなければゴキブリが入っているかどうかはわからないはずなのに、理解不能な理由です。
「シーチキンのゴキブリ炎上、『公表しない』宣言が運命を分けた」(DIAMOND online)
食品に異物が混入してしまう事態を完璧に防げるとは誰も思っていません。これだけ広く受け入れられている商品なのだから、事実を公表するとともに製造期間を区切って回収に応じれば、ブランド価値を向上できたはずです。それとも、次から次へとゴキブリが見つかると予見して、隠蔽したのでしょうか。ITリテラシーの低い経営者は、相変わらず企業を窮地に陥れますね。
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