熊本地震の震度6弱~強の地域で、食器一つ落ちなかった家があります。コンフォートハウスという工務店が施工したこの住宅は、住友ゴム工業の「ミライエ」という制振システムを採用しており、躯体の変形を抑えてダメージを低減するそうです。
「検証、熊本地震で食器1つ落ちなかった住宅」(日本経済新聞)
「装置が地震のエネルギーを吸収し、変形量を抑えるのが基本的な仕組みだ。また耐力壁とは異なり、変形後も元に戻り、再び変形を抑える減衰力を発揮。繰り返しの地震に対応できる特徴を持つ」とは、かなり理想的な住宅と言えそうです。地震大国日本では、基本設計が古い住宅よりも、新しい技術や設計を採用した方が良さそうですね。
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