大和ハウス工業で建築基準法違反が判明しました。賃貸住宅など160棟の資材の一部が国土交通大臣が認定した仕様に適合していなかったそうです。遮音や防火性能で認定を取得した方法とは異なる形で、住戸を仕切るパネルが施工されていました。
「大和ハウス、賃貸など160棟の一部資材が国交相認定仕様に不適合」(日本経済新聞)
大臣が認定した仕様と異なるなら瑕疵に該当します。「大和ハウスは該当の建物の所有者や入居者に個別に説明した上で、国交省などの指導下で改修工事を行う方針」とありますので、施主などと争うつもりはないのでしょう。大和ハウスの対応は社会常識に照らして当然ですが、多くの住宅建築事業者は言い逃れできない状況でも、謝罪することもなく争っています。
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