ドイツの自動車メーカー、フォルクスワーゲンが日本で苦戦しています。インチキプログラムで排ガス規制を逃れていた問題が発覚してから丸1年が経過しても、ブランドに対する不信感が影響しているようです。これほど規模が大きく悪質な嘘は、そうそうお目にかかれません。そう簡単に許される訳がないと企業は学びましょう。
「VWの日本販売なお苦戦 不正発覚から1年、ブランド回復遠く」(産経ニュース)
「先進国の中でも、日本の消費者は特にブランドイメージを重視する傾向が強い」とありますが、そもそも「ブランド」とはどういう存在なのか理解できない経営者が日本には多過ぎます。ダサいロゴを使っている企業はその典型で、消費者は一瞬で企業姿勢を読み取ります。ブランドとは毎日の努力の積み重ねであり、経営方針そのものです。嘘つき企業なんて誰も近付きません。
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