欠陥マンションとして有名な「大津京ステーションプレイス」で新たな動きがありました。被害者の不動産会社大覚は、数々の欠陥・手抜き工事を行っていた南海辰村建設であれば、旭化成建材のような杭の欠陥・手抜き工事を行っているのではないかと疑念を持ち、杭の調査を実施したそうです。なんと「調査を実施した6本の杭のうち、2本の杭が支持層に到達しておらず支持力不足となっている」、「調査を実施した残り4本の杭についても、支持層への根入れ深さが不足している」という結果でした。
「やっぱりあった!!杭の欠陥工事」(南海辰村建設 大津欠陥マンション訴訟専用ブログ)
やはり、建物の瑕疵が1ヵ所あったならば、他にも数多くの瑕疵があるのです。ということは、南海辰村建設が施工した他のマンションにも瑕疵があるかもしれません。旭化成建材は、その後いくつもの不正が明らかになりました。東亜建設工業も同様です。我が家にも山ほどの瑕疵がありましたが、青木興業はそれ以前に発覚していた同様の損害を3件を隠蔽していました。つまり、欠陥住宅を建てているような事業者は、他にもいくつもの欠陥住宅を建てていると推測できるのです。