三井ホームが2015年3月期から16年3月期にわたり、リフォーム事業の一部で不適切会計を行なっていました。過大に計上された営業利益は累計6000万円にのぼります。東芝でも問題となりましたが、不適切会計と粉飾決算に明確な定義は存在しません。投資家は虚偽の決算書に騙されているのであり、市場の信頼性を損なう行為なのだから、広告費に目を眩ませずに粉飾決算と呼ぶべきです。
「三井ホーム、工事原価で不適切会計 15~16年3月期」(日本経済新聞)
先日も記事にしたように、三井ホームは土地調査会社の報告書を改ざんしたにもかかわらず、まるで反省していない企業です。というよりも、土木建築業界の倫理観が低いことは当ブログで度々指摘してきました。はたして、ハウスメーカーのこうした不適切会計(粉飾決算)は、三井ホームだけでしょうか。ヤマダ・エスバイエルホームは施工監理を履行せず、我が家に甚大な被害を与えたにもかかわらず、逆切れして私を名誉毀損で提訴しました。そんな企業の会計は信頼できるのでしょうか。