企業が嘘をつくと手痛いしっぺ返しに遭うという、至極真っ当なマーケティング理論をまとめた「ウソはバレる」という書籍が出版されています。マーケティングの「定説」の数々は「スマホ」や「レビュー・サイト」によってその9割が無力化されたと説明されています。でも、過去の成功体験を忘れられないデジタル音痴社長には理解できないのでしょうね。
「ウソはバレる―『定説』が通用しない時代の新しいマーケティング」(DIAMOND online)
◯◯がマーケターを駆逐する!?
1ミリも盛れない時代のサバイバル戦略とは
ブランドを「殺した」のは誰だ?
ある「高級」チョコレート店の悲劇
なぜiPhoneは「ユーザーの写真」を
広告に使うようになったのか?
「価格比較サイトやレビュー・サイトを調べられたら、真実が一発でわかってしまう」「情報を握っている現代の消費者にはすべてお見通し」「つまり、『ウソはバレる』ということ」「ますますウソはバレやすく、消費者は騙されにくくなる」「顧客はすべてお見通し」「見抜いた消費者は、必ず『声』をあげる」とは、私の考えとかなり一致しているようです。「ノカ・チョコレート」のような恥ずかしい思いをしたくないならば、経営者は誠実に業務を遂行し、顧客と信頼関係を構築するしかありません。