鹿島建設が施工した福岡県久留米市の分譲マンション「新生マンション花畑西」が、想像を絶する欠陥マンションだと判明しています。私は「また鹿島建設が欠陥マンション『新生マンション花畑西』」と題して、この件を取り上げていましたが、新生マンション花畑西管理組合法人の代表である寺崎敏和理事長のインタビューが出ていました。管理組合は、設計における構造計算の偽装および施工における数々の不具合について、設計の木村建築研究所と施工の鹿島建設に建替えを求める訴訟を起こしています。
「管理組合理事長が語る鹿島建設マンション建替え訴訟」(Net IB News)
「分譲業者である新生住宅は解散」、「鹿島建設が私たち管理組合を相手取って調停を申し立てる」、「調停委員は、小林建設の社長であり、のちに、鹿島建設との共同企業体で久留米市発注の大型物件を受注するなど、鹿島建設との関係が深い方」、「構造設計一級建築士である仲盛昭二氏による検証の結果、耐震強度が35%しかないことが判明」、「鹿島建設が、図面に明記された梁を30カ所も施工していない」とは、言葉も出てきません。土建屋と公務員と司法がグルになっている状況を正さなければ、日本は永遠に欠陥住宅建て放題です。
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