熊本地震から半年が経過しました。3万棟を越える住宅が全半壊したそうです。NHKスペシャルでは、建築基準法の抜け穴や耐震基準の地域格差にも焦点を当てて、熊本地震を検証しています。当ブログでも「耐震性を下げる『地震地域係数Z』という建築基準法の欠陥」として取り上げましたが、このあたりをわかりやすく解説してくれるかもしれません。
あなたの家が危ない~検証・熊本地震 “住宅・巨大リスク”の脅威~(仮)
2016年10月9日(日)午後9時00分~9時49分
さて、阪神淡路大震災では数多くの人々が欠陥住宅に殺されたと判明しています。いくら耐震基準を高めようとも、設計通りに住宅が建てられていなければ意味がありません。しかも、ヤマダ・エスバイエルホームに見られるように住宅建築業界の倫理観は低く、欠陥住宅を建てても反省しないどころか、逆切れして被害者を攻撃する始末です。こうした事業者を淘汰しない限り、大地震による死者を減らせません。