小池百合子都知事が改革しようとしている土木建築業界と政治屋の癒着について、現代ビジネスプレミアムにわかりやすい解説が出ています。経済事件などの圧倒的な取材力で定評がある、ジャーナリストの伊藤博敏氏は、歴代の都議会の権力者にも言及して利権構造をひも解いています。(掲載から1カ月を過ぎると有料になりますので、ご注意ください)
「東京都政、その『巨大利権』と知られざる歴代のドンたち」(伊藤博敏)
「小池都知事の前に立ちはだかる『ドンと利権』の深い闇」(伊藤博敏)
「総額2兆円超!? 東京五輪の予算が膨らみ続けるカラクリを明かす」(伊藤博敏)
上記の記事は、先日の盛り土についての記者会見を小池都知事が開く前に書かれています。伊藤氏は覚悟が必要だと示唆しているようですが、リオデジャネイロの再視察に行く前に緊急会見を開いたことからも、小池都知事の強い意志を感じます。土建屋を中心とする昭和の老人支配社会に決別しないと、日本は成熟できないということでしょう。新しい政治の枠組みが作られようとしています。