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なぜ、豊洲市場を設計した日建設計は疑問を呈さなかったのか

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これまでの報道によれば、豊洲市場の盛り土問題について、汚染対策を検討する「専門家会議」でも、工法を検討していた「技術会議」でも、建物の地下に盛り土をしないという承認はなかったと判明しています。しかし、最大手の設計会社である日建設計と東京都が「新市場建設工事」を随意契約した2011年3月から基本設計を終えた6月までには、建物の地下を空洞にする前提になっていました。

「『盛り土なし』設計当初から 都、豊洲市場の汚染対策」(朝日新聞)

どうも腑に落ちません。日建設計が土壌汚染対策の必要性を知らないはずはなく、その重要性も理解できるはずです。なぜ、地下の空洞に疑問を呈さなかったのでしょうか。誰かが取りまとめない限り、土壌汚染対策工事を設計施工した数多くのゼネコンの足並みを揃え、建物の設計を行なった日建設計にその情報を引き渡して、各々の工事を同調して進めることは不可能です。

しかも、東京都の広報部門には、全く異なる工事を情報公開させているのです。2012年8月28日に作成されたパンフレット「豊洲新市場 土壌汚染対策工事の概要」には「A.P.+2mより上は、全てきれいな土となります」と明記されています。これらは一部の職員だけでできる仕事でしょうか。日建設計やゼネコン各社は、本当のことを知っているはずです。いつまでとぼけるつもりでしょうか。

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