三菱自動車および三菱ふそうトラック・バスが虚偽申告を繰り返していたことは誰もが知るとおりです。今年の4月に日産に指摘された燃費不正問題においても、過去10年に渡って続けていたと発覚しています。それも、社内で不正をやめるように主張した社員がいたのに、その訴えを無視していました。他にも、エンジンに関してリコールすべきだと訴えた社員に、とんでもない報復措置を取っていたと明らかになっています。
正義の告発 ある大企業(三菱自動車、オリンパス)の実態(毎日放送 マル調~特命調査班~)
上記の事例は、組織的なリコール隠し(2000年/2004年)が発覚した事件以後で、今回の燃費不正問題が発覚する以前(2013年7月3日放送)のものです。やはり、エアロクィーンのエアコンプレッサなどのエア系統はリコールすべき欠陥だった可能性を捨てられません。軽井沢スキーバス転落事件被害者遺族の会は、私が取り上げた事実を国土交通省に突きつけてはいかがでしょうか。都合の悪い真実を葬り去ろうとしても、自らの悪事が暴露されるだけだと学べない企業には、さっさと倒産してもらうしかありません。