日経ビジネス2016年6月20日号で、このところ目立っている社長の暴走について特集が組まれていました。編集長の視点には「日本企業が『ウチの会社』的な意識を捨てきれずに、会社を強く、大きくすることだけをこのまま目指せば、結末は悲惨である。今世紀中に世界の孤児となるだろう」という25年前の竹内弘高氏(現ハーバード・ビジネス・スクール教授)の指摘が紹介されていますが、拡大路線しか知らない社長は現在でも跋扈しています。
「ストップ暴走社長 経営者が語る『我が抑止術』」(日経ビジネス)
このイラストが面白い!暴走族お決まりの後ろに跳ね上げたシートに「喧嘩上等」とは、誰をモデルにしたのでしょうね。この特集では色々な記事が組まれていますが、中でも「『裸の王様』にならない私の抑止術」には興味を惹かれます。裸の王様のような社長とそうではない社長はどこが異なるのか。どういう社長が暴走するのか、みんなで勉強しましょう。