2012年6月30日に我が家の欠陥被害が発覚してから、昨日で4年が経過しました。相変わらず理解力が乏しく、正義もなく、損得計算もできず、ITリテラシーも低い加害者に私は苦しめられています。私達が最初に提案した通り、我が家を買い取って全棟検査を行なっていれば、こんな無駄な争いを避けられたのに。社会常識があれば容易に理解できたはずですが、問題が起きればすぐに提訴する業界には、非を詫びる事例さえないのだと知りました。
熊本地震でも多くの住宅が倒壊して、大勢の命が失われました。阪神淡路大震災で倒壊した住宅は、かなりの高率で欠陥住宅だったと判明しています。地震大国日本では欠陥住宅が建て放題になっている状況ですから、圧死は決して他人事ではありません。ある日突然被害者になった私達が見本です。たまたま私達が居住している最中に大地震が起こらず、死ななかっただけです。今度はどこで大きな地震が発生し、誰が欠陥住宅に殺されるのでしょうか。
さて、我が家の欠陥を公開した2012年7月10日に156円だったヤマダ・エスバイエルホームの株価は、1年前にはに95円でしたが、昨日は69円になりました。約44%です。それでも経営者が責任を取らないのですから、投資家はさらに離れていくかもしれませんね。あなたは、被害者を二度も提訴した、常軌を逸した加害者に将来があると思いますか。住宅は建てて終わりではありません。10年後、20年後、30年後も見据えて建築を依頼しましょう。