業務上横領や詐欺などの罪に問われた大阪弁護士会の弁護士、久保田昇被告に大阪地裁は懲役11年の判決を下しました。依頼人からの預かり金など約5億円を着服とは驚く他ありません。しかも、交通事故で脳障害を負った少女一家が受け取るはずだった示談金約5400万円までネコババするとは、鬼畜のような犯罪者です。
「5億円着服・詐欺で弁護士に懲役11年判決 大阪地裁」(産経WEST)
「5億円ネコババ弁護士の〝裏の顔〟 脳障害少女の家族も食い物に
はぎ取られた「弱者の味方」の仮面」(産経WEST)
ちなみに大阪は、人口1千人あたりの窃盗犯の認知件数で全国1位ですので、弁護士も例外ではなかったわけです。それ以外にも大阪は、人口100万人あたりの殺人の認知件数で全国3位、人口100万人あたりの強盗の認知件数で全国1位、人口100万人あたりの放火の認知件数で全国1位、人口100万人あたりの女性暴行の認知件数で全国4位、人口10万人あたりの粗暴犯の認知件数で全国3位、人口100万人あたりの風俗犯の認知件数で全国1位です。当然、総合的な人口1千人あたりの犯罪発生件数は全国1位となっています。(都道府県格付研究所 http://grading.jpn.org/index.html)
それにしても、東京弁護士会の元副会長が業務上横領罪で懲役5年の実刑判決を受けたり、成年後見人として管理していた認知症の女性の預金を着服したりと、弁護士の犯罪は後を絶たないようです。大阪弁護士会をめぐっては、別の会員の弁護士も裁判所の判決文や決定書を偽造していた疑いが浮上し、大阪地検が本格捜査に乗り出しています。子供には、「人を見たら泥棒と思え」と警戒心を与えるのではなく、「弁護士を見たら泥棒と思え」と教え込みましょう。