横柄な弁護士や逆切れする弁護士について事例が紹介されていました。20~50代男女が「ひどい」「依頼したくない」と困惑する、依頼人として絶対にかかわりたくないモンスター弁護士だそうです。しかし、私の経験に照らせば「モンスター」と呼ばれるほどに酷い弁護士ではない気がします。こうした表面的な出来事よりも、社会人として物事を判断できない、先を読む能力のない弁護士の方が「モンスター」ではないでしょうか。
「『モンスター弁護士』横柄・逆ギレに困惑の事例集」(DIAMOND online)
弁護士に限らず、どんな事象であれ、本質を理解できない者を頼ってはいけません。最初から答えが出ているのに、すぐに見つけられず、わざわざ問題を大きくするからです。弁護士の場合は、そうやって商売を拡大しようとさえします。私はこれまでに相手方を含めて十数人の弁護士に会っていますが、この弁護士なら依頼してもいいと思ったのは2人(1組)だけです。
上記の記事にある「哀しきかな『資格を持っている』『試験に合格している』からといって、すべての弁護士が優秀とは限らない。試験をパスする能力と、実際に生身の人間を前に、問題を解決に導く能力は異なるからだ」という解説は的を得ています。もっと言えば、大半の弁護士は社会人としての知見や対処能力が一般人以下だということです。
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