三菱自動車に関する余談ですが、タイヤに殺された女性の母親が提訴した民事訴訟では、原告の訴訟代理人を担当した青木勝治弁護士が、損害賠償金を自分の口座に振り込ませ、原告に賠償金をいっさい渡さなかったそうです。横浜弁護士会は、賠償請求額を一方的に増額し、これに伴う報酬の変動についても原告に説明しなかったなどとして、同弁護士を業務停止6か月の懲戒処分としています。
弁護士が賠償額の4倍の報酬請求 タイヤ脱落事故で遺族に(日本経済新聞)
そして、調べてみてびっくりです。この弁護士は他にも複数の懲戒処分を受けており、相談者をラブホテルに連れ込もうとしていた事実が発覚していました。やはり、弁護士は信頼に値しないということですね。
青木勝治弁護士【横浜】業務停止6月懲戒処分(弁護士自治を考える会)
こうした弁護士は、被害者の痛みなんて少しも感じていません。利用してやろうと考えているのであり、手間をかけずに儲けようとします。何らかの被害に遭って弁護士を必要としたならば、不利益を被らないように慎重に選定しなければなりません。不正を行なう企業と同様に、ろくでもない弁護士は社会から淘汰されるべきです。