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Channel: ヤマダ・エスバイエルホーム(SxL)代理店 青木興業の欠陥住宅
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欠陥住宅訴訟:最高裁判事は上告理由書と上告受理申立理由書を読んでいるのか?

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欠陥住宅訴訟では、最高裁判所で上告が棄却され、上告受理申立も退けられました。私は、除斥期間の起算点を判例通りに主張し、除斥期間が経過してしないと極めて合理的かつ論理的に上告理由書および上告受理申立理由書で述べましたが、はたして最高裁の判事はきちんと読んでいるのでしょうか。最高裁とは厳密な判断を下せる組織だと受け取っていましたが、本当に幻滅しました。

調書(決定)にある文面はただの定型文です。私達は、最高裁だけで226,000円もの費用を払わされましたが、その対価としてふさわしい返事だとは思いません。棄却であったとしても、私の訴えに論理的に答えていない紙っぺらは、詐欺のようなものです。それとも、私が本人訴訟だから読む価値はないと判断されたのでしょうか。司法研修所の同期や大学の先輩、大手法律事務所の名前があったら結果は異なったのでしょうか。

あるいは、読んでいながら、このような決定を下したならば、不思議としか言いようがありません。私は、弁護士よりも論理的で明解な理由書だったと自負していますが、その内容は、除斥期間を専門とする立命館大学法科大学院教授の論文から組み立てています。調停にあたった東京高裁の判事は、私の控訴理由書に感心していました。調停が不成立になった段階では、「上告」と「上告受理申立て」という方法を教えてくれました。しかも、「僕も最高裁の判断を見てみたい」という趣旨の発言もあったのです。

この裁判で、合理的で論理的な判断が行なわれれなかったということは、裁判官は常に恣意的な解釈を行ない、法律や最高裁判例とは無関係な判決を下すということです。なるほど「絶望の裁判所」ですね。帯には「裁判所の門をくぐる者は、一切の希望を捨てよ!」とあります。元エリート裁判官の言う通りでした。

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