建物が傾いたパークシティLaLa横浜の欠陥問題で、不動産業界や建設業界の体質が浮き彫りになってきました。どうやら旭化成建材の施工だけではなく、三井住友建設が行なった地盤調査にも問題があり、三井不動産レジデンシャルの対応にも問題があるようです。事態が発覚して以降の両者のとぼけぶりは、この業界がいかに信用できない業界か如実に物語っています。
「横浜の“傾斜マンション”管理組合は大企業とどう戦ったか」(DIAMOND ONLINE)
「【スクープ前編】杭問題で三井住友建設に不利な新証拠!」(SAFETY JAPAN)
「【スクープ後編】傾斜マンションを全棟建替に追い込む「4つの不安」」(SAFETY JAPAN)
この事例では、売主や施工会社が責任を認めているだけマシな方です。多くの欠陥マンションでは長期間の争いとなり、住民は堪え難い被害を受け続けています。こうした業界を正すには、市場原理によって悪質な事業者を退場させるしかありません。