大きな地震が起きるたびに私は自分の幸運に感謝しています。我が家で居住している最中に、大きな地震が起きたら私は命を失っていたかもしれないからです。南北面の構造壁の多くを失っているのですから、震度5弱程度でも揺れの方向によっては欠陥住宅に殺されていた可能性があります。
さて、ニュース(画像はテレビ朝日及びNHK)を見ていて気になる倒壊家屋がありました。この家では女性が一人亡くなっています。通気胴縁が施工されておらず、サイディングと防水紙の間に通気層が確保されていないように見えるのですが、これは正しい施工でしょうか。私は素人なのでわかりませんが、もしもこれが間違った施工ならば、他にも瑕疵があり、こうした瑕疵を原因として家屋が倒壊したという可能性が浮上します。
今回倒壊している住居の多くはかなり古い家が多いように受け取れました。しかし、この家はまだ新しい家であり、建築基準法では震度7でも倒壊しない構造が求められています。この家はたまたま断層の真上に位置して、震度7を超えていたという可能性もありますが、倒壊した原因を精査して今後の住宅建築に反映すべきです。
ところで、ヤマダ・エスバイエルホームは、建築士法に違反して我が家を監理しませんでした。代理店の青木興業は構造壁の崩壊を予見でき、同様の損害が3件も発生していたのに、私に連絡をとりませんでした。それでも、ヤマダ・エスバイエルホームはハウス55住宅の全棟検査を行なっていません。